TR.26 材料定数の設定と割り当て
材料定数は、弾性係数、密度などの特性であり、それらの特性は、剛性マトリックスの作成、自重の計算などの操作、および鋼構造設計、コンクリート設計に必要です。
STAADには、このデータを設定する2つの方法があります。
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次の2つの手順からなる過程です。
- DEFINE MATERIALのヘッダー下で設定されるMATERIALタグを定義することにより、材料データを作成する(「TR.26.1 材料の定義」を参照)。
- それらをCONSTANTSのヘッダー下で、個々のメンバー、プレート、ソリッドに割り当てる(「 TR.26.2 メンバーとエレメントに対する定数の設定」を参照)。
これにより、次に示すコマンドが作成されます。
Part 1DEFINE MATERIAL ... name ... ... END MATERIAL Part 2CONSTANTS MATERIAL name ...
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個々の定数を設定することにより、材料特性を明示的に割り当てます(「 TR.26.2 メンバーとエレメントに対する定数の設定」を参照)。
CONSTANTS E ... POISSON .
材料データをサーフェス要素に割り当てる際に必要なコマンドの説明は、「TR.26.3 サーフェス定数の設定」を参照してください。